
こんにちは、夏月です。
今回は、職場に苦手な人がいるという方に向けて、職場にいる苦手な人との付き合い方のコツをまとめます。
上司に苦しめられていた過去の私にも伝えたい!
会社には色々な人がいますよね。「職場の人、全員大好き!」なんて人の方が少ないと思います。
どんな職場にも1人はいます、苦手な人。
例えば理不尽なパワハラ上司、怒鳴る上司、不機嫌になる上司、ずるい先輩、生意気な後輩など。
距離をおければ良いのですが、職場だとそうもいきません。私も過去大いに苦しんだのでとてもよくわかります。
同じように苦しんでいる方と、過去の私にお送りします。
嫌いな人とうまく付き合うには
結論からお話しすると、お伝えしたいことは3点です。
- 苦手意識は伝わる、そして関係は悪化する
- まず心のもやもやをすべて吐き出す
- 嫌いな人と同じステージに立たないようにする
こちらについて解説していきます。
苦手意識は伝わる、そして関係は悪化する
この人が嫌い、苦手。なんかうざい。
その気持ちは、隠している人もいれば、態度に出してしまう人もいると思います。
しかしどちらにせよ、その苦手意識を持っている限り、隠しても相手にはそれが伝わってしまいます。
そして、それが伝わると、必ずあなたから見える相手の性格はますます悪化します。
その結果ますます嫌いになる。その繰り返しの悪循環になってしまいます。
まずは、苦手意識を取っ払う努力をしてみることが大切です。
というと、「そんなの絶対に無理、嫌いなものは嫌い」という返事が返ってきそうですが、一度想像してみてほしいのです。
自分に置き換えてみてください。例えば「この人なんか、私に冷たい気がするんだけど・・・」と感じたとき。その人に対して、気さくに話しかけたり、親切にすることは怖くなるのではないでしょうか。
そうなったとき、自分から相手にやさしくしよう、好きになってもらう、と努力する人もいるかもしれませんが、ほとんどの場合、それが続くとどんどん怒りのような、拗ねたくなるような、意地悪したくなるような気持が湧いてきます。
よく、人は自分の鏡だといいます。それはその通りで、恐ろしいことにあなたが嫌いという意識を持てば持つほど、相手はさらに嫌いな人格へと変貌します。
逆に、「この人は私に好意がありそうだ」「いつも気さくに話しかけてくれる」という人に対しては、自分から親切にしたくなるものです。
人は、人から嫌われるより好かれていたい。どんな人でも、当たり前のように持っている心です。
その心を利用するためには、あなたが変わる必要があります。相手が悪かったとしても、です。
もちろん、すぐに嫌いな人に積極的に話しかけたり親切にするのは難しいと思います。
一度、次の項目で心の整理をしてみましょう。
心のもやもやをすべて吐き出す
まず、その人に対する怒り、恨み、もやもやポイントをすべて紙に書き出しましょう。
私はよくスマートフォンのアプリに記入しています。※鍵をかけれる日記です。参考までに、私が使っているのはこちらです。

汚い言葉を使っても問題ありません。自分の本音をすべて書いてください。
「●●、本当に嫌い、すぐ理不尽なことできれるし頭おかしい、話が長いし空気読めないしみんなに嫌われてるの気付いてないの??バカすぎ」
ここまで書いて、自分の心をもう一度見つめなおしてください。なんとなく罪悪感が生まれませんか。(生まれなかったら、相手が本当に最悪な人なんだろうと思います)
たいていの人は、極端なことを考えると、それに反発したくなる気持ちが湧いてきます。
例えば、「明日の試験は絶対合格する!!こんなに勉強したし模試も余裕だったし」と考えたとき、「もし合格できなかったらどうしよう?」という思考が生まれたりします。
相手の嫌なところばかり考えて、すべて書き出すと、心の奥からひょっこり、「まあでもこういう良いところはあるよね」「こういう部分に私は嫉妬してるのかも」なんて思考が出てきます。
もしくは、「劣等感がある人なんだなあ」とか、「さみしがりだからかまってほしいのかも」「かわいそう」とかかもしれません。
こういう思考を生むためには、とにかく一度ありのままの怒り、憎しみをすべて表現しきることです。中途半端じゃなく、もうなにも出てこない、というところまで嫌いな気持ちを吐き出してください。
いずれにしても、落ち着くことは間違えなしなので、一度騙されたと思ってやってみてください。
嫌い、苦手な気持ちを分解していくのです。理由がわかると案外すっきりするのです。
嫌いな人と同じステージに立たないようにする
嫌いな人、苦手になる人というのは、だいたい性格が悪い人たちですよね。
たとえばすぐ不機嫌になる人。自己中な人です。
部下が意見を言うと逆切れする上司。劣等感が強い人です。
上から目線で言葉がきつい人。小心者を隠したい人です。
そんな人たちに怒りを抱いても、相手が良い方に変わることはありません。
こちらが指摘したり、反発したりしようとするものなら相手はますます意地をはるか、人格が悪化するだけです。
自分は同じステージに立たない、やり合わないと決めましょう。
次元が違うので、好きとか、嫌いとかの問題ではなくなります。
「ああ、かわいそうだな。がんばれ。自信もって。」と、別次元から応援しましょう。
そうすることで、まわりからもあなたは「冷静で人間的に成長している人」だと認められます。
そしてできることなら、こちらから話しかけてあげられると良いですね。
例えばお昼時間に、仕事と関係ない話をしてみるなど。
仲良くなってしまうことが出来れば、楽になることがあります。これは関係性にもよると思うので一概には言えませんが、相手は自分の鏡。この言葉は本当です。
戦おうとしないでください。余裕を持って、別次元から見下ろしてみてください。
あなた自身が変わると、相手が変わるので、相手を変えようとしないでください。
さいごに
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
人間関係でお悩みの方は、夏月の個人鑑定を利用いただけますと相性や対処法含め、じっくり真剣に見させていただきますのでよろしければどうぞ~
この記事があなたの役に立ちますように。
コメント